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必修科目未修問題(10月28日更新)

富山県の高校から端を発し
やがて全国において発覚した単位不足の問題。

他人事だからニュースとして聞けるけど、
これは当人達にとっては冗談じゃない話ですよねー。

全校集会での生徒の質問に校長が
「(冬休みも登校してもらうことも)覚悟してもらわなければならない」
なんて相変わらず上からのものの言い方をしていて、
そんなのをTVを見ると

自分の立場をわきまえろ

って感じですよ。ほんとに。

確かにぼくらのころの高校というのは、
もっぱら受験用の勉強は予備校でして
むしろ学校の授業がそれを補足している位の状況にはなってたんですよ。
高校に行く意味もあるのかな?なんてところもあったし、
少なくとも受験に必要な科目に関しては
高校の授業レベルでは足りない印象があります。
(まぁ、それはぼくにそれだけの能力とノウハウがないからなんですけど)

だからそうした流れをくいとめて、
(特に保護者から)学力の高い・合格率の高い高校という評価を受けるために
必修科目を削ってでも受験科目に力を入れる高校が現れたのかな、
なんて思うんですよね。

そして当然周りの高校がそれを始めたら、
普通にしてた高校は相対的に置いていかれるので
やっぱり追従、という悪循環。

だけど

それじゃやっぱだめなんですよ。
文部科学省に抗議や働きかけをするならまだしも、
隠れてこそこそ必修科目を削り、しかもそれをあたかもちゃんとしてるように見せかける。
人にものを教える以前のひどい姿勢です。
(虚偽の報告という時点で違法でもあると思うけど)

ぼくが卒業した高校というのは、
3年間のうちで社会系の「世界史」「日本史」「地理」「倫理」「政経」
理科系の「化学」「生物」「物理」「地学」はすべてやらされる学校でした。
高3の時の「政経」や「地学」のように、受験期にも関わらず
受験に関係のない授業ってのはやっぱモチベーションは低かったですよ。

だけどそれ以外の科目はちゃんと授業としてあったし、
そうした科目同士っては互いに全く無縁ではなくて
どこかでつながっているもの。
どれかひとつを極めたところで得られる知識は限られたもんだと思います。

確かに無駄だとわかってる授業を受ける義理はないし、
自分に必要なものだけを取捨選択してく姿勢は、これ必要。

だけど高校の段階でどれが必要かなんてまだわからないし、
後々自分でものを判断する場面に遭遇したときに
(Life CardのCMじゃないけど)

手持ちのカード(選択肢)がない

なんてことにもなりかねません。
偏った知識だけだと。

高校というのは本来はそういう自由裁量の幅や材料を
生徒に与えて広げてくれるのが仕事だとぼくは思います。

高校は、競うべきフィールドを
間違えてはいけないと思うんですけどね。

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